ウズラの飼育と孵化の方法 |
飼って楽しい。卵を食べて美味しい。 ウズラの飼育と孵化の方法 2016年10月13日 |
ウズラは 鳥鋼キジ目
キジ科
ウズラ属で、キジや鶏などと同じ仲間です。
日本にも野生で生息していて、モンゴル、朝鮮半島、シベリア、中国などで
繁殖して冬になると日本へ南下してくる渡り鳥です。
江戸時代に、武士の間で鳴き声を競い合う 「鶉合わせ」が、
慶長から大正時代まで行われたそうです。
ウズラの鳴き声は、「御吉兆 (ゴキッチョー)」 と聞こえるので、
縁起の良い鳥としても人気がります。
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ウズラを飼育するのならば、是非、卵から孵化をさせて飼育しましょう。
孵化させるのは、もちろん大変です。
ウズラの卵の孵化条件として、
温度を37.8度
湿度を50%以上
転卵を3〜6時間起きに一度する必要があります。
約16日〜18日で産まれます。
卵を孵化させるなら、ある程度時間に余裕のある人の方が向いています。
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ウズラの有精卵を入手するには、いくつか方法があります。
ウズラの卵は、スーパーで販売されている卵でも少なからず孵化するようですが、
スーパーなどで購入した、ウズラの卵はほとんど無精卵のため、確率が低いと思います。
一番いいのはAmazonで販売している、ウズラの有精卵を購入するのが確実でしょう。 |
ウズラの卵を、孵化させるには、ある程度のお金がかかる場合があります。
一番いいのは、孵化器を購入して卵を温めるのが理想的ですが、
自作で格安の孵化器を作る人がいるので、 「孵化器 自作」 などで検索してみて下さい。
自作で、孵化器を作るのが大変だと思うので、Amazonだと安い孵化器なども売っています。
値段が良い物ほど、自動転卵機能がついていたりするので、
自分に一番合った孵化器を見つけて下さい。 |
孵化器には、転卵機能や湿度まで表示される物もあります。
少し高めの孵化器に手を出した方がいいかもしれません。
私が使っている孵化器が3000〜4000円程の安い孵化器です。
安い孵化器を買ったときに、コンセントが日本のコンセントじゃありませんでした。
電気屋に行き変換プラグを買いました。
安い物に手を出しても、結局はお金がかかってしまうことがあるかもしれないので、
注意しながら購入して下さい。
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ウズラが孵化したら、飼育ケースを35〜38度に保温し、
ペットボトルのキャップを、2つ用意し、キャップに、ウズラ専用の餌と、水を入れてください。
我が家のヒナ専用飼育ケースは、発泡スチロールで作っております。
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発泡スチロールの底に、パネルヒーターをひき、
ワンカップ大関の蓋に、餌と水を入れています。
念の為、ダイソーで購入した温度&湿度計も入れていますが、
ダイソーの温度計は、狂いがある場合が多いので、あまり信用しないほうがいいです。
布も入れてあげれば、ヒナが寒く感じると、布に潜っていきます。 |
ヒナから2週間くらいすると、見た目が大人のウズラに変わってきます。
日に日にパネルヒーターの温度を少しずつ下げて、外の気温に慣らしてあげてください。
冬に孵化させるよりも、気温の温かい夏に孵化させると簡単です。 |
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